TOP メインコンテンツセクションに行く

台北観光サイト

国立歴史博物館-当館所蔵古代陶俑展

アンカーポイント

発表日:2017-03-30

更新日:2017-05-19

1204

国立歴史博物館-当館所蔵古代陶俑展
イベント日時
場所
台湾台北市中正区南海路49号
国立歴史博物館-当館所蔵古代陶俑展
2017.03.11 - 2017.06.18
展覽場所:国立歴史博物館 二階展場
国立歴史博物館-当館所蔵古代陶俑展

俑、それは、土・竹・木・布等を材料とする副葬人物像で、殉死者の代わりとしての埋葬品です。俑には、動物や宗教的な人物像はありません。『説文解字』には、「俑。即偶之假字也(俑は、すなわち偶の仮字なり)」と記されています。


俑は、春秋戦国時代に生まれ、戦国時代末から秦代にかけて発達し、西漢に至って、陶俑芸術としてそのピークに達しました。また、六朝、隋唐の時代に再び芸術としての高みを見せ、質と量の両面で全盛期を迎えました。宋・元以降、俑は次第に衰微したものの、石人と木俑は依然盛んに作られ、紙製の物も登場しました。
国立歴史博物館-当館所蔵古代陶俑展

古くは、人・動物・車列を副葬することが行われていましたが、春秋時代に、葬制の変化に伴い、生身の人間に代わって俑が用いられるようになりました。

俑は、古代社会を知る手掛かりを数多く残しており、古代における有職故実や軍陣の構成、生活様式、中国と西域との文化交流の研究にとって、とても重要な意味を持っています。

東周から宋代に至る約1500年、古俑は、種類や完成度の点で同時代の地面彫刻の欠を補う存在であったことから、古代彫刻芸術の歴史的展開と美的センスの変遷を見せてくれる、中国古代彫刻芸術史には欠くことのできない貴重な資料となっています。

国立歴史博物館
10066 台北市南海路49号
TEL: +886-2-23610270

http://www.nmh.gov.tw/jp/exhibition_2_1_22_828.htm?1

関連写真

最近のイベント

さらにイベント
Top