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台北ユニバ いよいよ開幕へ スポーツの祭典 全市挙げ楽しもう (TAIPEI Quarterly 2017 夏季号 Vol.08)

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発表日:2017-06-13

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台北ユニバいよいよ開幕へ
スポーツの祭典   全市挙げ楽しもう

文 _ 台北市観光伝播局
写真 _ 台北市観光伝播局、2017 台北ユニバーシアード組織委員会、王能佑


囲を海に囲まれた台湾の台北市に夏の足音が近づく中、間もなくこの国で過去最大級の国際スポーツ大会、2017台北ユニバーシアードが開幕します。自然に囲まれた台北の街に世界最高レベルのアスリートが一堂に会する今大会を心待ちにする市民の準備は万端です。さあ、あなたもこのスポーツの祭典に参加してみませんか?
(写真/ 2017 台北ユニバーシアード組織委員会)
▲(写真/ 2017 台北ユニバーシアード組織委員会)

台北が
スポーツの街に様変わり

「ユニバーシティ(大学)」と「オリンピアード(オリンピック大会)」を組み合わせた名称で呼ばれるユニバーシアードは、国際大学スポーツ連盟(FISU)主催の大学生アスリートによる国際総合競技会で、夏季大会と冬季大会がそれぞれ2年おきに異なる都市において開催されています。
安全な旅行環境、便利な交通網を備え、旅行者にやさしい市民が出迎える国際都市、台北は10年以上前からユニバーシアード開催に名乗りを挙げ続け、ついにその希望を叶えました。今回のユニバーシアードは台北にとって過去最大規模の国際スポーツ大会となりますが、大学生アスリートにとっても非常に重要な競技会で、世界から22競技7,000人を超える選手が参加する予定です。また同大会は選手のみならず、全市を挙げて開催に取り組んでおり、台北市は運動を市民のライフスタイルの一環とするスポーツ都市へと様変わりしています。

150カ国以上から
有力選手が集結

台北ユニバーシアードは今年8月に12日間、台北市だけでなく新北市、桃園市、新竹県、新竹市の5県市60カ所の会場で開催されます。必須競技14種、選択競技7種、公開競技1種が実施され、世界150カ国を超える国々から集まった選手たちが国籍やエスニック‧グループを超えて交流を深めます。なお新北市林口区の国民住宅(公営住宅)23棟が選手村として使用されますが、大会終了後は約3,300戸を備えた住宅として国民の居住に供されます。
台北市とユニバーシアードの知名度を向上させ、より多くの旅行者にこの友好的で多様な都市を訪れてもらえるよう、市政府は国際スポーツ記者協会(AIPS)、スポーツアコード国際会議、2016リオデジャネイロ五輪など国内外の大型スポーツ団体、イベントを通じて広報活動を展開しています。また選手同士の交流の際にも台北市やユニバーシアードに関する情報を伝えるよう努めているほか、アジアの主要都市でもPRを行っています。
海外のスポーツイベントや台北市のPR活動に加え、国内でもテレビ、ラジオ、刊行物、インターネット、屋外看板などを通じてユニバーシアードのイメージ広告を打ち出しています。さらに市職員を総動員しての広報活動により、市民にこのイベントを認知してもらい、積極的に参加するよう働きかけています。このほか、大会の広報大使、熊讃ブラボーも各種イベントに参加して大会をPRし、台湾黒熊(タイワンツキノワグマ)の保護の重要性について訴えてきました。
(写真/ 2017 台北ユニバーシアード組織委員会)
▲(写真/ 2017 台北ユニバーシアード組織委員会)

間もなく開幕
台湾が世界の舞台に

2017台北ユニバーシアード開幕までのカウントダウンは既に始まっています。大会中に白熱した試合が期待されるほか、豊かな台湾文化が会場を彩ります。これに先駆けて5月から8月にかけて実施されている重要なプレイベント、聖火リレーでは、パリで採火された聖火が海外の3、4都市に運ばれてPR活動が展開された後、台湾の各都市を巡ります。これはユニバーシアードの理念を伝えるという意義だけでなく、海外に台湾文化を発信し、世界の注目を集めるための絶好の機会ともなります。
なお選手村では8月12日に開村式が予定されており、160カ国の選手代表団を歓迎するため、台湾の伝統的な歌や踊りが披露されます。また選手村の中では台湾先住民、閩南民系、客家の三大エスニック‧グループの文化に関する体験イベント、パフォーマンス、バーチャルリアリティー(VR)技術を使った展示などが経常的に行われます。さらに日中の暑さが和らぐ夜には、選手たちが音楽やダンスで交流を図れるようDJイベントを開催するなど、アットホームなおもてなしだけでなく、台湾文化の魅力が存分に体感できる選手村となるようです。
いよいよ開幕する2017台北ユニバシアードでは、世界中からやって来る人々を友人として歓迎します。この夏、若さと活力にあふれ、健康的で情熱的、そしてフレンドリーな台北を満喫しましょう!
淡水河のほとりにある大稲埕ふ頭は、昼夜問わず美しい景色が広がり、古くから国内外の行楽客が訪れています。(写真/王能佑)
▲ 淡水河のほとりにある大稲埕ふ頭は、昼夜問わず美しい景色が広がり、古くから国内外の行楽客が訪れています。(写真/王能佑)
 
開催期間2017年8月19日~8月30日(12日間)
主催国際大学スポーツ連盟(FISU)
組織委員会2017台北ユニバーシアード組織委員会
会場台北陸上競技場など、台北市、新北市、桃園市、新竹県、新竹市の各会場
実施競技必須競技(14):陸上競技、バスケットボール、飛込競技、フェンシング、サッカー、体操競技、新体操、柔道、競泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、水球。
選択競技(7):アーチェリー、野球、バドミントン、ゴルフ、ローラースケート、重量挙げ、武術。
公開競技(1):ビリヤード。
参加人数約150カ国から約7,000人の選手が参加予定

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