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2017台北イード祭 (TAIPEI Quarterly 2017 夏季号 Vol.08)

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発表日:2017-07-14

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2017台北イード祭
文・写真 _台北市観光伝播局

イード祭(イード・アル=フィトル)とはイスラム教で最も重要な祝日で、中華圏における春節(旧正月)と同様、家族が団らんの時を過ごす大切なひとときです。
TAIPEI 夏季号 2017 Vol.08   2017台北イード祭
▲ (写真/台北市観光伝播局)

台北をムスリムの第二の故郷に
イスラム教徒(ムスリム)は、イード祭までの1カ月間にわたりラマダン(断食月)を過ごし、日中は食べ物や水を口にしないことで信仰の厚さを示します。そしてラマダン明けの祝祭、イード祭がやって来るとムスリムの人々は家族とともに礼拝を行い、皆でごちそうを囲んでラマダンの終了を祝います。
世界人口の4分の1を占めるムスリムのうち30万人近くが台湾に暮らしています。そんなムスリム移民に対するサービスの充実とムスリム旅行者の誘致を目的とし、台北市観光伝播局は今年6月25日、台北駅そばの行旅広場において「2017台北イード祭」イベントを開催します。同イベントではインドネシアから招いた人気タレントや移民労働者バンドがパフォーマンスを披露して会場を盛り上げるほか、お宝が見つかる「イスラム‧バザール」も開かれます。なお、興味深いことにイード祭でも「紅包(お年玉)」に似た習慣があり、イベント当日は「シークレット‧ゲスト」が来場者にお年玉を配る予定です。
このイベントを通じてイスラム文化に対する市民の理解を深め、ムスリム‧フレンドリーな街づくりを進めることで、ムスリムの人々に台北を「第二のふるさと」と感じてもらいたいものです。
 

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