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2017ユニバで世界が台北を目撃 (TAIPEI Quarterly 2017 秋季号 Vol.09)

アンカーポイント

発表日:2017-09-14

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2017ユニバで世界が台北を目撃

台湾文化の
発信に最高の舞台

_ 葉思諾     写真 _ 2017台北ユニバ組織委員会
 

この8月、世界は今まで以上にすばらしい台北の姿を目撃しました。

国際大学スポーツ連盟(FISU)主催のユニバーシアードは、世界の大学生が参加する国際スポーツ競技会で、夏季、冬季大会がそれぞれ2年に一度、世界各都市で開催されており、開催回数は既に50回を超えました。オリンピックのメダリストのうち48%がユニバーシアードでもメダルを獲得しているとのデータもあることから、スポーツ界においてユニバーシアードは「オリンピックの前哨戦」、「ジュニア・オリンピック」などと呼ばれ、重要視されています。台湾は1987年に初めてユニバーシアードに参加して以降、2009年ベオグラード大会(セルビア)で金7個、銀5個、銅5個の最高成績(国別第7位)を収めたほか、近年ではメダル数上位10カ国の常連となっています。台北市は過去、4度にわたりユニバーシアード開催都市に立候補して落選するという経験を味わいましたが、5度目の挑戦が実って201111月、ブラジリア(ブラジル)との一騎打ちに勝利し、ついに2017年大会の開催都市に決まりました。
 TAIPEI 秋季号 2017 Vol.09 2017ユニバで世界が台北を目撃
 

ユニバ運営に画期的手法

台北ユニバーシアードでは、各国の代表選手が個々に荷物を運ぶ必要をなくし、「用具が届かないせいで出場できない」といった悲劇を大幅に減らせるよう、航空会社や運輸会社など国内のリソースを結集した物流プラットフォームを立ち上げるなどユニバ史上初の試みを数多く実施しました。また新北市林口区の選手村では、選手がインターネットを通じて食事を注文できるシステムを初めて導入。ピーク時でも一度に3,500人が食事を取れるようスムーズな動線の確保にも気を配りました。さらに大会終了後、選手村は公営住宅として使用する計画で、資源の有効活用も今大会の大きな特色となりました。

期間中、世界131カ国から7,639人の選手および3,758人のスタッフが来台し、台北ユニバーシアードの開催は台湾の文化を世界に発信する絶好の舞台となりました。今大会の人気マスコットキャラクター「熊讃ブラボー」、台湾の伝統的な竹細工と最新のレーザー加工技術を融合させた超軽量型の聖火トーチ、聖火リレー走者などが着用するユニフォームのデザインや機能性素材などあらゆる制作物を通じ、台湾の持つクリエイティブなブランド力が世界に向け発信されました。
 

2017台北ユニバーシアード
実施競技

 

必須競技 14

陸上競技、バスケットボール、飛び込み、フェンシング、サッカー、体操、新体操、柔道、競泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、水球
 

選択競技 7

アーチェリー、バドミントン、野球、ゴルフ、重量挙げ、武術のほか、今大会では台湾選手が得意とするローラースケートが採用された
 

公開競技 1

ビリヤード

ユニバーシアードの聖火が台湾に到着。テコンドーのオリンピック金メダリスト、陳詩欣さんが聖火トーチを掲げ、台北市政府へと向かいます。(写真/2017台北ユニバーシアード組織委員会)

▲ユニバーシアードの聖火が台湾に到着。テコンドーのオリンピック金メダリスト、陳詩欣さんが聖火トーチを掲げ、台北市政府へと向かいます。(写真/2017台北ユニバーシアード組織委員会)

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