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1931年に建てられた二二八国家紀念館では当初、台湾教育の成果と台湾美術の展示が行われ、また定期集会にも使用されていました。

この建物は2007年2月28日、正式に「二二八国家紀念館」となり、2011年2月28日に運営が開始されました。1993年に台北市の指定古跡に認定され、台北市の近代歴史建築の中でも、1930年代のスタイルで台湾近代史の流れを支えてきました。

館内には、二二八事件の常態展示エリア、特別展エリア、芸術文化スペースと多機能公演ホールがあります。歴史教育関連の展示のほか、不定期で民主・人権に関するイベントも行われ、二二八事件と近代民主化の過程を紹介する、人権教育の場にもなっています。