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アイデア溢れるデザイングッズを探したり、香り高いコーヒーを飲みたいという方は、ＭＲＴ中山駅エリアを訪れましょう。ここは現在、台北で最も新しい散策スポットです。
 
ＭＲＴ中山駅エリアは南京西路から民生西路の間、すなわちＭＲＴ中山駅からＭＲＴ双連駅までのエリアを指します。東側は中山北路一段、西側は承徳路そばの建成公園までで、その間には赤峰街があります。作家の劉克襄氏はこの地区についてこう語っています。｢ＭＲＴ中山駅はこれまでの商業エリアとは異なるタイプです。永康街のような商業エリアでもなく、また、信義路のようなブランドショップや映画館を目的に訪れる場所でもありません。ここはもともと商業エリアが出現するはずのなかった場所にも関わらず、社会的背景や人口構成の変化とともに徐々に形成されました」。
 
かつてここは鉄工所や自動車部品工場がひしめくエリアでしたが、今ではＭＲＴの発展とともに街のあり方が変化し、老舗の大型デパートのほか、さまざまなタイプの個性的なショップが増えています。「現在、ここには主に三つのタイプの店があります。まず一つ目は、軽食店やパスタなどを供するおしゃれな店。二つ目は美容サロン、三つ目は大勢の人たちが注目するクリエイティブ・グッズを扱う小さなショップです。大体、以上の三つに分類されます」。
 
今日、この一帯には独特な風情を誇るカフェや、デザイングッズのショップ、ブティック、ヘアサロン、エスニック料理店、しゃれた生活雑貨ショップなどが林立しています。のんびりと散策するのに適したスポットです。路地裏の角を曲がると、新しくてユニークなショップやしゃれた商品にめぐり合うことができるでしょう。街歩きの楽しさを存分に感じられます。ここは台北の若者たちが集まるだけでなく、香港やマカオ、シンガポール、マレーシアの観光客もたくさん訪れます。皆さんもぜひ足を運んでみてください。