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地熱谷

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発表日:2010-09-14

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地熱谷
北投温泉公園の近くにある地熱谷は、北投温泉の源の一つです。一年中硫黄の煙が立ちこめている地熱谷は、恐ろしい地獄を思わせるので、「地獄谷」や「鬼の湖」とも称されます。
ここは大屯山火山群の中の温泉であり、水温がとても高く、硫黄の煙が立ち込めた光景が、まるで夢のような仙境を思わせます。日本統治時代には台湾八勝十二景のひとつに数え上げられていました。
地熱谷の泉水の温度は60度から70度もあり、硫酸塩泉であり、俗にいう「青鉱泉」で、腐食性があり、かなり強い酸性です。
また、ここは、世界に存在する数千種類の鉱石のうち、北投の名が冠された「北投石」を産します。1905年、日本人の岡本要八郎が地熱谷周辺の水域で、放射性元素の「ラジウム」を含む「北投石」を発見しました。この石は、台湾の北投と日本の秋田県玉川温泉にしか存在しません。
ここ数年は、北投石の保護のために北投石保護区が設定されています。北投を訪れれば、温泉郷の情緒が味わえるのはもちろんのこと、独特の鉱石についてより深く理解できるでしょう。

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