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TAIPEI 2015冬季号 Vol.02—フレンドリーな観光を確立 台北のレジャー観光の魅力をアップ

アンカーポイント

発表日:2016-06-22

更新日:2016-09-23

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文 Peggy Yu
写真 潘俊霖
フレンドリーな観光環境や観光客への細やかなサービス、そして特色あるレジャースポットが、活力ある生き生きとした都市を作ります。今年、台北市はイスラム教徒(ムスリム)の観光客に配慮した環境づくりに着手、またフレンドリーな観光環境の構築を継続しています。さらに各地域に設置された旅行サービスセンター、どこでも得られるネット情報、携帯に便利な旅行パンフレットなど、どこへ行くのもとても便利。このほか、川辺でのイベントや旧市街でのガイドツアーなども行い、台湾内外の観光客に、川の都としての台北やレトロな台北の魅力をアピールしています。

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▲台北探索館2 階にはムスリムの祈祷スペースを設置、フレンドリーな旅行環境に。(写真/許宜容)
フレンドリーな旅行環境を確立
イスラム教は世界三大宗教の1 つで、現在、世界中に約20 億人のムスリムがいます。ですが、そのうち台湾を訪れるのはわずか18 万人ほど。台北が多様で多彩な都市であることを示すため、柯文哲台北市長は、観光のポイントをムスリムに置き、台北に来てもらえるようムスリム・フレンドリーな観光環境を構築することにしたのです。

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▲『高校生・大学生のための台北満喫ハンドブック』で台湾に来た日本の修学旅行生が気軽に台北の文化を知ることができる。(写真/劉佳雯)

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▲観光伝播局はマレーシアの女優ヤナ・マムスデインさんとディレクターのご主人を旅番組収録のため台北に招待、ムスリムの台北旅行を推進した。(写真/潘俊霖)

台北市も、率先して牽引役の名乗りを上げました。市役所ビル内にある台北探索館の2 階にムスリムの祈祷スペースを設置、絨毯の上に礼拝用マットを3 枚用意しました。方角はまさに西のメッカを向いています。また、礼拝前にお清めできるよう、トイレにシャワーを設置したり、ウォシュレットを取り付けることも検討しています。台北市観光伝播局の簡余晏局長も、ムスリム・フレンドリー計画を陰で支える1 人です。簡局長は、以前から台北駅構内にムスリムが大勢座っているのを見かけていました。理由を聞いたところ、駅はクーラーが効いていて、方角の表示があって西の向きがわかりやすいから、集まっていると知りました。これもあって観光伝播局ではムスリム観光客の誘致に積極的に取り組むようになったのです。例えば今年6 月、マレーシアの女優ヤナ・マムスデイン(Yana Samsudin)さんとディレクターを務めるご主人を、旅番組収録のため台北に招待しました。またマレーシア最大の秋の旅行博に出展し、台北の環境にやさしい交通システムや、個人旅行のプランなどを紹介しました。

4_台北市旅遊服務中心提供遊客貼心的服務。(高讚賢).jpg
▲台北市の旅行サービスセンターは細やかなサービスを提供。(写真/高讚賢)

また、台湾観光の大口顧客の日本からの観光客に対しては、観光伝播局が一連のPR 活動を行っています。例えば日本人作家の片倉佳史氏やビジュアルクリエイターの太公良氏と共に修学旅行生のための『高校生・大学生のための台北満喫ハンドブック』を作成。ポップでかわいいデザイン、実用的で楽しい会話をテーマに、従来の型を破ったガイド冊子となりました。これで台湾に修学旅行に来た日本の学生も、台北の特色やライフスタイルを手軽に理解することができるでしょう。
リアルとネット両方で 
幸せツアーサービス
全国のトップの都市として、台北市内の旅行サービスセンターは、よりよい多様な市内ツアーの情報サービスを提供しています。また情報のつまったサービスネットワークを構築、旅行者が「食、住、交通、遊び、ショッピング、レジャー」などの情報を調べやすくしました。台北市旅行サービスセンターは今年、交通部観光局の評価で直轄市部門の1 位に輝いています。
このほか、観光客がどこにいても、「台北旅遊網(www.travel.taipei)」に接続するか、アプリ「現在玩台北(現在台北で)」をダウンロードすれば、台北の人気スポットやグルメ、ショッピングのあらゆる情報が得られます。今年、台北旅遊網のアクセス数は約460 万回で、昨年同期に比べ約23%増となりました。このほか、最新の情報が得られる台北市のLINE は、今年内容をよりアップさせ、さまざまな楽しいオンラインでのQ&A のイベントも実施、登録した友達の数は50 万を超え、増加率は65%を超えました。

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▲多くの歴史や文化資産がある旧市街は、今年台北市が重点的に推進する観光エリアだ。(写真/潘俊霖)
多様な出版物 
台北を全面的にセールス
市民の生活によりそい、読者が読みたいものに合わせ、今年はさらに多くの刊行物をリニューアル。例えば『台北画刊』は4 月からよりシンプルでさわやかなスタイルになりました。海外からの旅行客向けの隔月刊誌『ディスカバー台北』の英語、日本語版は9 月から『TAIPEI』と改題して季刊になりました。この雑誌は外国人が台北を理解するためのメインツールです。パンフレット『精彩台北』は10 月から『FunTaipei』に改題し、季刊のパンフレットとなりました。中国語、英語、日本語、韓国語の4 種のバージョンがあり、台北の最新の旅行情報を掲載しています。


旧市街と川辺の観光で 
印象に残る思い出を
台北市観光伝播局は今年、体育局、水利処と協力し「2015 年台北河岸音楽季」をより規模を大きくして開催、これと共に大稲埕のイベント「音楽バレンタインデー」など一連の河岸イベントを次々行います。音楽やフリーマーケット、花火大会、水上バス、水遊びなどを通して、川のある街としての台北のイメージや魅力をアピールしています。

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▲河川の再生と活性化で、河岸公園は市民の大切な憩いの場に。(写真/潘俊霖)
最新の情報が得られる台北市のLINE は、今年内容をよりアップさせ、さまざまな楽しいオンラインでのQ&A のイベントも実施、登録した友達の数は50 万を超え、増加率は65%を超えました。
多様な出版物 
台北を全面的にセールス
市民の生活によりそい、読者が読みたいものに合わせ、今年はさらに多くの刊行物をリニューアル。例えば『台北画刊』は4 月からよりシンプルでさわやかなスタイルになりました。海外からの旅行客向けの隔月刊誌『ディスカバー台北』の英語、日本語版は9 月から『TAIPEI』と改題して季刊になりました。この雑誌は外国人が台北を理解するためのメインツールです。パンフレット『精彩台北』は10 月から『FunTaipei』に改題し、季刊のパンフレットとなりました。中国語、英語、日本語、韓国語の4 種のバージョンがあり、台北の最新の旅行情報を掲載しています。
旧市街と川辺の観光で
印象に残る思い出を
台北市観光伝播局は今年、体育局、水利処と協力し「2015 年台北河岸音楽季」をより規模を大きくして開催、これと共に大稲埕のイベント「音楽バレンタインデー」など一連の河岸イベントを次々行います。音楽やフリーマーケット、花火大会、水上バス、水遊びなどを通して、川のある街としての台北のイメージや魅力をアピールしています。

7_台北探索館舉辦各類特展,吸引眾多民眾參觀。.jpg
▲台北探索館の種々の展示は、市民に大人気。
 

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