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TAIPEI 2015冬季号 Vol.02—2017 年台北ユニバーシアード大会のマスコット タイワンツキノワグマ登場

アンカーポイント

発表日:2016-06-22

更新日:2016-09-23

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文 Peggy Yu
写真 台北市観光伝播局

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▲(右から)曹佑寧選手、呂彦青選手、呉佳穎選手、王欣婷選手など若手も2017 年台北大会を盛り上げる。(写真/台北市観光伝播局提供)
2017 年に台北で開催される「第29回ユニバーシアード競技大会」のシンボルマークやマスコットキャラクター、ロゴが9 月30 日に発表されました。マスコットキャラクターには台湾固有種の「タイワンツキノワグマ」が選ばれ、名称は一般投票で決められました。ロゴは台北の「北」をイメージしたもので、英語のスローガンは「For You‧ForYouth」です。フレンドリーな台北を世界にPR し、市民と共にユニバーシアード大会を盛り上げていきます。
マスコットのタイワンツ
キノワグマ 出場選手を応援
2017 年大会のシンボルマークの記者発表会は、9 月30 日午前、柯文哲台北市長や何卓飛体育署署長、中華民国大専院校体育総会の江漢声会長らが出席し、府前広場で行われました。柯市長と野球の台湾代表メンバー曹佑寧選手がキャッチボールを行い、マスコットキャラクターの除幕セレモニーを盛り上げました。
市長は式辞の中で、今年の韓国光州大会で台湾は参加100 数ヶ国中、総合第10 位という結果であったが、選手は引き続き努力し、2017 年大会では地元開催のメリットを生かして、7 位まで順位を上げてほしいと話しました。
大会開催で みんながス
ポーツを楽しむ街に
柯市長によると、ユニバーシアードはオリンピックの次に大きなスポーツ大会で、その開催は単に試合の場を提供するだけではなく、台北のハード面とソフト面ともに充実させる目的もあるとのこと。また、ロゴやマスコットは台北をPR するためのものです。柯市長は、経費や人を使って大会を開催した後、台北をどのような街にしたいのか考えるべきで、台北市各局や処が率先し、市民がスポーツに親しむ街づくりを推進するよう期待するとしています。
今大会のシンボルマークをデザインした游明龍氏によると、大会史上初めて、ロゴのデザインに中国語を取り入れたそう。「北」という漢字と、大会の規定に従って大学を表す「U」とを組み合わせたロゴで、字形は、より早くより遠くへ走り抜ける姿をイメージしているそうです。また、オリンピックの五輪マークの色を使い、国際的な大会であることを表現しています。

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▲ユニバーシアード大会のマークなどをデザインした游明龍氏と、デザインチームの作品。(写真/ Peggy Yu)
游明龍氏によると、タイワンツキノワグマの色は、黒からグレーへのグラデーションで、胸の白いV字の斑紋を金メダルに変えてあるとのことです。キャラクターとロゴは何度も修正を重ねて完成し、今年8月末、国際大学スポーツ連盟(FISU)の認可が下りました。今後2 年間は、タイワンツキノワグマがあちらこちらに登場するでしょう。
柯市長はまた、台北がよりよい街になるよう、参加する選手全員を市民みんなで応援し、いっしょに大会を盛り上げよう、と呼びかけています。

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▲柯文哲台北市長の投球でシンボルの除幕式がスタート。(写真/台北市観光伝播局提供)
 

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