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台湾を飛び出し世界に開け 観光活性化で世界に台北を発信 (TAIPEI Quarterly 2017 夏季号 Vol.08)

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発表日:2017-07-14

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台湾を飛び出し世界に開け
観光活性化で世界に台北を発信

文 _ 凃心怡 写真 _ 台北市観光伝播局

海外へ飛び出し自ら積極的な働きかける――台湾観光のPR活動を進める上で、これに勝る方法はありません。柯文哲台北市長は今年3月末、マレーシア、タイ、インドを視察に訪れ、東南アジアと南アジア諸国の人々に台湾観光を売り込むとともに、これらの国々から学び、交流を深めました。
TAIPEI 夏季号 2017 Vol.08   台湾を飛び出し世界に開け 観光活性化で世界に台北を発信
▲ タイの文化省宗教局長顧問と歓談する柯市長。(写真/台北市観光伝播局)

東南アジアへの観光PRは待ったなし
近年、東南アジアから台湾を訪れる観光客の数は年々増加しています。タイからの来台人数を例に取ると、2016年8月に短期滞在の査証(ビザ)免除が認められて以降の前年比増加率は毎月平均80%に迫っています。また台湾は「イスラム教徒が旅行先として好む非イスラム教国家」ランキングの第7位に入っているほか、マレーシア人にとっては最も人気の海外旅行先となっています。さらに世界第2位の人口を誇るインドからの観光客誘致にも台湾は積極的に取り組んでいます。
東南‧南アジアにおいて台湾観光をPRし、世界の目を台北に向けさせるため、柯文哲台北市長は3月下旬、市政府各部局のトップおよび観光、文化、教育、ハイテク、ベンチャーキャピタルといった業界の代表者を率い、マレーシア‧クアラルンプール、タイ‧バンコク、インド‧デリーを訪問。各地で「Fun Taipei 都市観光広報イベント」を開催し、台北の観光スポットや文化を紹介しました。
TAIPEI 夏季号 2017 Vol.08   台湾を飛び出し世界に開け 観光活性化で世界に台北を発信
▲ 柯市長は台湾の伝統人形劇「布袋劇」の人形をマレーシアに持参し、交流を図りました。(写真/台北市観光伝播局)

台北に行くべき5つの理由
首都としての重責を担う台北は、観光PRに向け、「24時間グルメリレー」、「伝統革新の文化新体験」、「すいすい台北Easy go!」、「満喫ショッピング 購物楽」、「のんびり気軽旅」の「台北に絶対行くべき5つの理由」を打ち出したほか、ショッピングをテーマとする「時尚購物楽」、レトロな雰囲気と人情味をテーマとする「旧城新体験」、自然や景色のすばらしさをテーマとする「漫活軽旅行」と銘打った3本のテーマ別観光コースを提案しています。
TAIPEI 夏季号 2017 Vol.08   台湾を飛び出し世界に開け 観光活性化で世界に台北を発信
▲ 熊讃ブラボーも柯市長とともに出張し、台北ユニバーシアードを宣伝しました。(写真/台北市観光伝播局)

また、東南‧南アジアの人々の台湾へ観光に来たいという気持ちを高めようと、おトクなパッケージツアーを提供しているほか、イスラム教徒に台北市が心から歓迎していることを感じてもらえるよう、機内食に「ハラール認証」を受けた食事を提供したり、「ムスリムのためのFUN TAIPEIガイドブック」を配布するなど、ムスリム‧フレンドリーな旅行環境づくりにも努めています。
柯市長は「台湾を飛び出し世界に開け、観光活性化で世界に発信」をスローガンに掲げ、具体的な目標を設定して観光産業を盛り上げることで台北を首都にふさわしい観光都市へと発展させることを目指しています。
 

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