発表日:2019-06-12
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TAIPEI #16 (2019 夏季号)
台北で斬新な食体験をする3つの方法
文= Matthew Swanston
編集= 下山敬之
写真= CookInn Taiwan, Taiwan Scene, 江祐任, 高讚賢
台北はアジアの中でも人気の旅行先の一つですが、その理由は世界的にも有名なグルメ都市だからです。そのため、台北には一生に一度は行くべきレストランがたくさんあり、休日も昼夜も問わず美味しい料理を提供し続けています。また、最近では台北のコーヒーと地ビールも人気が急上昇していて、商品ラインナップも多様化していることで、国際社会における存在感も向上しています。しかし、これだけでは台北の最高の食事を知ったことにはなりません。本物を知るのであれば伝統に目を向ける必要があります。台北には一般的なレストラン以外に、3つの料理の楽しみ方があります。
伝統市場を訪ねる
夜市は台北で最も有名な観光スポットの1つです。通りには屋台が軒を連ね、各お店が料理の準備を進めるに連れて、辺りも徐々に暗くなっていきます。日が沈むと屋台の調理台には網や鍋、コンロが準備をされ、夜遅くまでコンロの火が消えることはありません。地元の人、観光客を問わず様々な人が屋台グルメを求めて行列を作ります。屋台から香る美味しそうな料理の匂いは近くを通りかかった人さえも夜市の中へと足を運ばせます。
▲台湾の伝統的な市場ではローカルの生活を体験できるほか、台湾の人情味に触れることができます。(写真/江祐任)
しかし、屋台が賑わうのは夜だけとは限りません。朝と午後にオープンする朝市は、台湾人にとって夜市と同じくらい重要です。昼間はお肉や新鮮な果物、野菜などの食材を販売している他、飲み物やスナック菓子およびデザートなど食べ物も販売しています。こうした市場はただ食べ物を提供するだけではなく、台北での日常的な生活が垣間見える良い機会となります。
(写真/Taiwan Scene)
料理の種類は数え切れないほどあるので、ぜひお腹を空かせたまま訪れることをおすすめします。豚肉餃子、フライドチキン、ネギ入り餅、紅茶といった観光客に人気の料理から臭豆腐、鶏の足、豚の血のゼリー、お茶といった定番の台湾料理まで様々な料理が楽しめます。そのためには、偏見を捨ててオープンな姿勢で「冒険的な」食べ物に挑戦してみましょう。きっと驚きと新たな発見があります。最高の文化を体験するには安全地帯から一歩踏み出すことが重要です。
▲伝統市場では新鮮な果物や台湾のグルメを楽しむことができます。(写真/高讚賢)
新富市場(シンフーシーチャン)
台北市萬華区三水街70号
06:00-17:00|月曜定休
東門市場(トンメンシーチャン)
台北市中正区信義路二段81号
07:00-14:00|月曜定休
料理教室を受講する
外国の料理を詳しく知る最善の方法は、代表的な料理の作り方を学ぶことです。台北では今ほど簡単に料理を学べる機会はないと言っていいほど料理教室の多言語化が進んでいます。観光客の方でも利用しやすくなっていて、外国から来られた人たちに台湾のローカル料理がどのように作られているかを知る機会を提供しています。ぜひこのチャンスを逃さず、台湾料理の作り方を学んで下さい。
▲料理教室で実際に台湾料理を作ることで、台湾の食文化に対する理解がより深まります。(写真/Taiwan Scene)
台北の料理教室は料理の数と同じくらい豊富です。クラスの規模も大規模なものから個人レッスンまで多岐にわたります。また、ベジタリアンの方にも対応したコースを見つけることができ、さらに歴史的建造物や料理博物館、伝統的な市場を巡るツアーといった楽しいオプションもあります。たいていの場合は台湾のお茶文化やお茶の選び方も学べ、中には茶道を教えるコースもあります。学べる料理には卵のクレープやお粥といった朝食系から牛肉麺、小籠包、自家製ロールパン、先住民料理、パイナップルケーキなどがあります。必要な材料やレシピは全て教室が提供してくれますし、作った料理もその場で食べずに持ち帰ることもできます。
(写真/CookInn Taiwan)
観光客には特に料理教室の参加がおすすめです。なぜかというと、ただ美味しい料理を作るだけではなく、台湾の人達が何世代にもわたって受け継いだ伝統と調理の技術を学ぶことができるからです。また、それぞれの料理の背景を学ぶことで、感謝の気持ちを持ちながら台北の食文化に触れられるようになります。
CookInn Taiwan
台北市大安区光復南路290巷5号
HP:https://cookinn.tw
Make My Day Cooking Lab
台北市大安区永康街2巷12号4階
HP:https://zh-tw.facebook.com/makemydaycook/
エビ釣りに行く
台湾は食事にアウトドア要素を取り入れた一風変わった文化があります。それがエビ釣り施設で、自分で釣ったエビをその場で調理して食べることができます。わざわざ海に行かなくても台北市内にはいくつものエビ釣り施設があります。施設内には室内プールがあり、安価な料金で釣りと食事が楽しめます。これは世界的にも珍しい都会的なアウトドア体験と言えるでしょう。
▲エビ釣り楽しいだけでなく実際に食べることもでき、更にローカルな文化を楽しむ機会でもあります。(写真/Taiwan Scene)
エビ釣り施設はほぼ24時間営業していて、料金はおよそ300元前後かかります。料金を払うと釣り竿と餌のバケツ、腰をかける椅子を借りることができます。但し、エビが釣れるかどうかは保証されていないので、大量に釣るには腕が必要です。初心者の人には施設のスタッフたちが釣るためのテクニックを教えてくれます。エビが釣れたら自ら下準備をしてプール脇で網焼きにすることができます。自ら調達した食材を自ら調理することでいつもより美味しく感じます。
(写真/Taiwan Scene)
エビ釣りは観光客にはあまり知られていないレジャーですが、空いた時間でちょっとした体験をするには最適です。エビ釣りの最大の目標は食事ですが、地元の人達はこれをスポーツ感覚で楽しんでいます。また、釣れるまでの間もビールを飲んでリラックスして過ごすこともできますし、施設内で炒め物や揚げ物料理を提供しているので、エビ以外の料理も食べることができます。こうした体験も台北の料理を楽しむ方法の一つです。
全佳樂釣蝦場(チュエジャレィーエビ釣り場)
台北市中山区錦州街190号
17:00-03:00
豪運釣蝦場(ハゥウンエビ釣り場)
台北市文山区木柵路四段20号
11:00-02:00
台北で斬新な食体験をする3つの方法
文= Matthew Swanston
編集= 下山敬之
写真= CookInn Taiwan, Taiwan Scene, 江祐任, 高讚賢
台北はアジアの中でも人気の旅行先の一つですが、その理由は世界的にも有名なグルメ都市だからです。そのため、台北には一生に一度は行くべきレストランがたくさんあり、休日も昼夜も問わず美味しい料理を提供し続けています。また、最近では台北のコーヒーと地ビールも人気が急上昇していて、商品ラインナップも多様化していることで、国際社会における存在感も向上しています。しかし、これだけでは台北の最高の食事を知ったことにはなりません。本物を知るのであれば伝統に目を向ける必要があります。台北には一般的なレストラン以外に、3つの料理の楽しみ方があります。
伝統市場を訪ねる
夜市は台北で最も有名な観光スポットの1つです。通りには屋台が軒を連ね、各お店が料理の準備を進めるに連れて、辺りも徐々に暗くなっていきます。日が沈むと屋台の調理台には網や鍋、コンロが準備をされ、夜遅くまでコンロの火が消えることはありません。地元の人、観光客を問わず様々な人が屋台グルメを求めて行列を作ります。屋台から香る美味しそうな料理の匂いは近くを通りかかった人さえも夜市の中へと足を運ばせます。
しかし、屋台が賑わうのは夜だけとは限りません。朝と午後にオープンする朝市は、台湾人にとって夜市と同じくらい重要です。昼間はお肉や新鮮な果物、野菜などの食材を販売している他、飲み物やスナック菓子およびデザートなど食べ物も販売しています。こうした市場はただ食べ物を提供するだけではなく、台北での日常的な生活が垣間見える良い機会となります。
料理の種類は数え切れないほどあるので、ぜひお腹を空かせたまま訪れることをおすすめします。豚肉餃子、フライドチキン、ネギ入り餅、紅茶といった観光客に人気の料理から臭豆腐、鶏の足、豚の血のゼリー、お茶といった定番の台湾料理まで様々な料理が楽しめます。そのためには、偏見を捨ててオープンな姿勢で「冒険的な」食べ物に挑戦してみましょう。きっと驚きと新たな発見があります。最高の文化を体験するには安全地帯から一歩踏み出すことが重要です。
新富市場(シンフーシーチャン)
台北市萬華区三水街70号
06:00-17:00|月曜定休
東門市場(トンメンシーチャン)
台北市中正区信義路二段81号
07:00-14:00|月曜定休
料理教室を受講する
外国の料理を詳しく知る最善の方法は、代表的な料理の作り方を学ぶことです。台北では今ほど簡単に料理を学べる機会はないと言っていいほど料理教室の多言語化が進んでいます。観光客の方でも利用しやすくなっていて、外国から来られた人たちに台湾のローカル料理がどのように作られているかを知る機会を提供しています。ぜひこのチャンスを逃さず、台湾料理の作り方を学んで下さい。
台北の料理教室は料理の数と同じくらい豊富です。クラスの規模も大規模なものから個人レッスンまで多岐にわたります。また、ベジタリアンの方にも対応したコースを見つけることができ、さらに歴史的建造物や料理博物館、伝統的な市場を巡るツアーといった楽しいオプションもあります。たいていの場合は台湾のお茶文化やお茶の選び方も学べ、中には茶道を教えるコースもあります。学べる料理には卵のクレープやお粥といった朝食系から牛肉麺、小籠包、自家製ロールパン、先住民料理、パイナップルケーキなどがあります。必要な材料やレシピは全て教室が提供してくれますし、作った料理もその場で食べずに持ち帰ることもできます。
観光客には特に料理教室の参加がおすすめです。なぜかというと、ただ美味しい料理を作るだけではなく、台湾の人達が何世代にもわたって受け継いだ伝統と調理の技術を学ぶことができるからです。また、それぞれの料理の背景を学ぶことで、感謝の気持ちを持ちながら台北の食文化に触れられるようになります。
CookInn Taiwan
台北市大安区光復南路290巷5号
HP:https://cookinn.tw
Make My Day Cooking Lab
台北市大安区永康街2巷12号4階
HP:https://zh-tw.facebook.com/makemydaycook/
エビ釣りに行く
台湾は食事にアウトドア要素を取り入れた一風変わった文化があります。それがエビ釣り施設で、自分で釣ったエビをその場で調理して食べることができます。わざわざ海に行かなくても台北市内にはいくつものエビ釣り施設があります。施設内には室内プールがあり、安価な料金で釣りと食事が楽しめます。これは世界的にも珍しい都会的なアウトドア体験と言えるでしょう。
エビ釣り施設はほぼ24時間営業していて、料金はおよそ300元前後かかります。料金を払うと釣り竿と餌のバケツ、腰をかける椅子を借りることができます。但し、エビが釣れるかどうかは保証されていないので、大量に釣るには腕が必要です。初心者の人には施設のスタッフたちが釣るためのテクニックを教えてくれます。エビが釣れたら自ら下準備をしてプール脇で網焼きにすることができます。自ら調達した食材を自ら調理することでいつもより美味しく感じます。
エビ釣りは観光客にはあまり知られていないレジャーですが、空いた時間でちょっとした体験をするには最適です。エビ釣りの最大の目標は食事ですが、地元の人達はこれをスポーツ感覚で楽しんでいます。また、釣れるまでの間もビールを飲んでリラックスして過ごすこともできますし、施設内で炒め物や揚げ物料理を提供しているので、エビ以外の料理も食べることができます。こうした体験も台北の料理を楽しむ方法の一つです。
全佳樂釣蝦場(チュエジャレィーエビ釣り場)
台北市中山区錦州街190号
17:00-03:00
豪運釣蝦場(ハゥウンエビ釣り場)
台北市文山区木柵路四段20号
11:00-02:00
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