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TAIPEI Quarterly 2017 夏季号 Vol.08

アンカーポイント

発表日:2017-06-12

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編集者の言葉

きらきらひかる 夏の台北


今年8月、夏真っ盛りの台北では、台湾で過去最大規模の国際スポーツ大会——2017台北ユニバーシアードの開幕を迎えます。世界150カ国の有力選手が一堂に会し、7,000人の大学生アスリートがスポーツで技を競います。台北市、新北市、桃園市、新竹県、新竹市の5つの県‧市を会場に、12日間の見ごたえあるイベントが繰り広げられます。

台北市はあちこちで観光のパワーを発揮し、2016年には日本の愛媛県と国際交流推進覚書を交わしました。双方が友好関係を温め、ともにサイクリングで交流することをうたっています。エクアドルの首都、キトとも同じ年に姉妹都市となり、多様でユニークな魅力を参考にしたいとしています。また東南アジアに人々を観光に呼び込もうと、5つの「台北に行くべき理由」を打ち出し、ショッピングの「時尚購物楽」、レトロな雰囲気と人情あふれる「旧城新体験」、自然や景色を楽しむ「漫活系旅行」と、テーマごとに3つの観光コースを提案。心遣いあふれる旅のアイディアで、世界に台北を発信しています。

昼の蒸し暑さがおさまり涼しい風の吹く夜にはそぞろ歩きしたくなるものです。公園をぶらぶらすれば、しっとりひそやかな空気の中に星のような光が見られるかも。長い間をかけ環境保全に努めた結果、ホタルが岩陰や私たちの足元に戻ってきたのです。台北市では「ホタルの街」づくりを進めようと、かつてホタルが生息していた場所、栄星花園公園、木柵公園、大安森林公園でホタルの保護に取り組み、数十年もの間郊外に追いやられていたホタルを約束通り市街地にあらためて迎え入れました。

新しい顔の台北も素敵ですが、古き良き時代の台北もまた味わい深いものです。北門の南側、中華路、博愛路、開封街、漢口街、延平南路の一帯には、音響機器やカメラなどを扱う老舗が多く集まり、昔のファンにとっては、時代をまたぐ思い出深いかけがえのないパラダイスとなっています。一方、台北市で唯一現存する昔の鉄道駅、新北投駅も里帰り。今年3月に修復が完了しました。典型的な日本風の木造で、彫刻が施された軒下の腕木や、屋根から突き出したドーマー窓を残しています。時空を越えた旅で、台湾にしかない昔ながらの駅の姿に触れてはいかがでしょうか。

それから、みんなが心待ちにする芸術の宴も見逃せません。「台北児童アートフェスティバル」、「台北アートフェスティバル」、「台北フリンジフェスティバル」の夏の3つのアートフェスも間もなく開幕。国内外の見ごたえある演目やイベントがたっぷり、活力あふれる都市の姿は、さまざまな年齢の人々にそれぞれの美の体験を盛り上げてくれます。
台北の熱い夏を迎える準備はできましたか?台北はもうあなたを待っています!

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