発表日:2020-12-15
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TAIPEI #22 (2020 冬季号)
テーマ別、 台北における新年の迎え方
文 / Jenna Lynn Cody 編集 / 下山敬之
写真 / Yenping、希望基金会、総統府、台北市観光伝播局、美麗華百楽園
世界の各都市では新型コロナウィルスの影響下における新年の迎え方を模索していますが、感染リスクが原因となって多くのイベントがキャンセルとなっているのが現状です。そんな中、コロナウィルスによる影響が少なく、感染拡大を抑えた台北では予定通りイベントが開催されます。
そんな世界的にも稀なケースである台北は、2020年大みそかの注目のスポットになっています。夜中まで楽しむか、早朝の日の出を楽しむか、健康に気を遣って早めに休むかは個人の自由です。ここではそれぞれの目的に合ったおすすめのイベントを紹介していくので参考にしてください。また、今年は渡航制限により海外からの観光客はいませんが、いずれのイベントも混雑が予想されますので、事前に計画しておく方が無難でしょう。
▲もうすぐ2021年が訪れますが、台北では花火を見て盛大にお祝いをしたり、静かに散歩を楽しむなど最適なイベントが見つかります。
夜更かしプラン
台北101のカウントダウン花火
今年の年越しイベントは11月28日からスタートとなり、台北では7箇所のスポットでイルミネーションが灯ります。また、風物詩となっている台北101の花火は、多くの人が数時間前からベストスポットを確保したり、眺めの良いレストランやホテルを予約します。特に信義路はお祝いムードとなり、見物客はシャンパンを開け、花火を打ち上げて楽しむ人もいれば、中にはプロポーズをする人もいます。
カウントダウンまでの数時間、台北市政府では人気芸能人が出演するイベントが開催されるため人の流れが途切れません。このイベントの2021年のテーマは「みんなで一つになろう」です。象山と彩虹河濱公園も人気の花火観賞スポットですが、混雑を考えると早めに行くべきでしょう。
MRTは夜中も運行しますし、一部のバスも時間を延長して対応しますが、公共交通機関は非常に混み合います。MRTは搭乗する人数に制限がかかるので待ち時間が発生しますし、一部の道路も交通規制がかかるため、永春駅、国父記念館駅、象山駅など、少し離れた駅から徒歩で移動するのがおすすめです。
▲今年も新年を迎えるために、台北市の7箇所のスポットで芸術的なイルミネーションが灯ります。
美麗華百楽園のクリスマス&年越しイベント
台北101周辺の混雑を避けたい人は、大直にある美麗華百楽園へ行きましょう。大型シアターや観覧車が有名なこのエリアでは、様々な歌手が出演する年越しイベントが開催されます。また、12月18日からはクリスマスセールと周辺の各ステージで行われるライブイベントが同時に開催されます。金色の装飾が特別な気分を満喫させてくることでしょう。
大晦日は深夜1時まで営業していて、毎年約10万人の人々が集まります。美麗華百楽園ではイベント以外にも会場周辺で飲食ができるスタンドやブースも用意されます。
美麗華百楽園へはMRT剣南路(ジエンナンルー)駅か、または各種路線バスからアクセスできます。
▲美麗華百楽園では今年の年末にクリスマスと年越しイベントを組み合わせたイベントを開催します。(写真 / 美麗華百楽園)
早起きプラン
陽明山の初日の出を鑑賞
陽明山のハイキングコースや夜景は非常に有名ですが、写真家や自然愛好家には二子坪(アーズピン)で初日の出の鑑賞をおすすめします。この最高のスポットからは台北市内、東シナ海、大屯山などが見渡せますし、日の出の時刻になると、油絵のような雲の層が盆地の中心部に現れ、モヤがかかったような幻想的な雰囲気になります。天候によって見え方は変わりますが、雲がなければ奥地に広がる台北南部の山々とその間から顔を覗かせる台北101が見えます。市内の公共バス「108遊園バス」に乗れば二子坪ビジターセンターに着きますが、早朝は運行していないので日の出を鑑賞する場合は車が必要です。暖かい服装をした上で、出発前に天気予報をチェックして出かけましょう。
二子坪への最も簡単なアクセス方法は、市道101甲線を利用することです。二子坪ビジターセンターに到着したら、駐車場の突き当たりに車を停め、徒歩で左手の道を進みましょう。
▲都会の喧騒から離れて新年を迎えるなら陽明山に登って初日の出を拝みましょう。(写真 /Yenping)
国旗掲揚セレモニーを鑑賞
初日の出に合わせて総統府では国旗掲揚セレモニーが行われます。儀式的な行事で、総統や副総統などの国のトップが国歌斉唱と司会を務めるのが通例です。昨年は、伝統的な軍事敬礼と、台湾で有名な「電音三太子」がテノ調のダンスパフォーマンスを行いました。
このイベントも非常におすすめなのですが、混雑しやすいので早めに凱達格蘭大道(カイダーグーランダーダオ)へ行って場所の確保をしましょう。総統府は、MRT台大医院駅と中正記念堂駅から徒歩圏内にあります。MRTは夜も運行していますので、公共交通機関で移動できます。
▲毎年の元日には多くの人が総統府前に集まり、国旗掲揚などの演目を観賞します。(写真 / 総統府)
健康重視のプラン
花博公園(ホァボーゴンユェン)のウォーキング
地元の人気スポットである花博公園では、20年に渡って集団ウォーキングイベントが開催されています。ウォーキングは午前8時30分から始まり、公園を出てから林安泰古厝民俗文物館(リンアンタイグーツォミンスーウェンウーグァン)、大佳碼頭(ダージャーマートウ)を通過して大直橋を降りて、もと来た道を引き返します。これは観光イベントというよりも現地の人向けのイベントなので、元旦に台北のローカル文化が満喫できます。
年明けのウォーキングは、常に健康であるために「自分の足で」新年を迎えるというテーマがあります。コース全体の1日あたりの推奨歩数は10,000歩、登録料はNT$600で賞品が当たる抽選も行われるので、ぜひ参加してみてください。
花博公園は、MRT圓山駅の他、台北市立美術館に停車するバスでアクセスできます。
▲ウォーキングイベントに参加し、健康的な新年にしましょう! (写真 / 希望基金会)
台北の清掃イベント
毎年、大晦日のイベントは大量のゴミが発生します。なので、イベントを楽しむときは必ずゴミの分別をするよう注意しましょう。また、ソーシャルディスタンスが保てないほどの人数が集まるので、マスク着用は必須ですが、こちらも正しく分別して捨てるようにしてください。また、環境への影響と交通渋滞を緩和するため、できるだけ台北の公共交通機関を利用しましょう。
テーマ別、 台北における新年の迎え方
文 / Jenna Lynn Cody 編集 / 下山敬之
写真 / Yenping、希望基金会、総統府、台北市観光伝播局、美麗華百楽園
世界の各都市では新型コロナウィルスの影響下における新年の迎え方を模索していますが、感染リスクが原因となって多くのイベントがキャンセルとなっているのが現状です。そんな中、コロナウィルスによる影響が少なく、感染拡大を抑えた台北では予定通りイベントが開催されます。
そんな世界的にも稀なケースである台北は、2020年大みそかの注目のスポットになっています。夜中まで楽しむか、早朝の日の出を楽しむか、健康に気を遣って早めに休むかは個人の自由です。ここではそれぞれの目的に合ったおすすめのイベントを紹介していくので参考にしてください。また、今年は渡航制限により海外からの観光客はいませんが、いずれのイベントも混雑が予想されますので、事前に計画しておく方が無難でしょう。
夜更かしプラン
台北101のカウントダウン花火
今年の年越しイベントは11月28日からスタートとなり、台北では7箇所のスポットでイルミネーションが灯ります。また、風物詩となっている台北101の花火は、多くの人が数時間前からベストスポットを確保したり、眺めの良いレストランやホテルを予約します。特に信義路はお祝いムードとなり、見物客はシャンパンを開け、花火を打ち上げて楽しむ人もいれば、中にはプロポーズをする人もいます。
カウントダウンまでの数時間、台北市政府では人気芸能人が出演するイベントが開催されるため人の流れが途切れません。このイベントの2021年のテーマは「みんなで一つになろう」です。象山と彩虹河濱公園も人気の花火観賞スポットですが、混雑を考えると早めに行くべきでしょう。
MRTは夜中も運行しますし、一部のバスも時間を延長して対応しますが、公共交通機関は非常に混み合います。MRTは搭乗する人数に制限がかかるので待ち時間が発生しますし、一部の道路も交通規制がかかるため、永春駅、国父記念館駅、象山駅など、少し離れた駅から徒歩で移動するのがおすすめです。
美麗華百楽園のクリスマス&年越しイベント
台北101周辺の混雑を避けたい人は、大直にある美麗華百楽園へ行きましょう。大型シアターや観覧車が有名なこのエリアでは、様々な歌手が出演する年越しイベントが開催されます。また、12月18日からはクリスマスセールと周辺の各ステージで行われるライブイベントが同時に開催されます。金色の装飾が特別な気分を満喫させてくることでしょう。
大晦日は深夜1時まで営業していて、毎年約10万人の人々が集まります。美麗華百楽園ではイベント以外にも会場周辺で飲食ができるスタンドやブースも用意されます。
美麗華百楽園へはMRT剣南路(ジエンナンルー)駅か、または各種路線バスからアクセスできます。
早起きプラン
陽明山の初日の出を鑑賞
陽明山のハイキングコースや夜景は非常に有名ですが、写真家や自然愛好家には二子坪(アーズピン)で初日の出の鑑賞をおすすめします。この最高のスポットからは台北市内、東シナ海、大屯山などが見渡せますし、日の出の時刻になると、油絵のような雲の層が盆地の中心部に現れ、モヤがかかったような幻想的な雰囲気になります。天候によって見え方は変わりますが、雲がなければ奥地に広がる台北南部の山々とその間から顔を覗かせる台北101が見えます。市内の公共バス「108遊園バス」に乗れば二子坪ビジターセンターに着きますが、早朝は運行していないので日の出を鑑賞する場合は車が必要です。暖かい服装をした上で、出発前に天気予報をチェックして出かけましょう。
二子坪への最も簡単なアクセス方法は、市道101甲線を利用することです。二子坪ビジターセンターに到着したら、駐車場の突き当たりに車を停め、徒歩で左手の道を進みましょう。
国旗掲揚セレモニーを鑑賞
初日の出に合わせて総統府では国旗掲揚セレモニーが行われます。儀式的な行事で、総統や副総統などの国のトップが国歌斉唱と司会を務めるのが通例です。昨年は、伝統的な軍事敬礼と、台湾で有名な「電音三太子」がテノ調のダンスパフォーマンスを行いました。
このイベントも非常におすすめなのですが、混雑しやすいので早めに凱達格蘭大道(カイダーグーランダーダオ)へ行って場所の確保をしましょう。総統府は、MRT台大医院駅と中正記念堂駅から徒歩圏内にあります。MRTは夜も運行していますので、公共交通機関で移動できます。
健康重視のプラン
花博公園(ホァボーゴンユェン)のウォーキング
地元の人気スポットである花博公園では、20年に渡って集団ウォーキングイベントが開催されています。ウォーキングは午前8時30分から始まり、公園を出てから林安泰古厝民俗文物館(リンアンタイグーツォミンスーウェンウーグァン)、大佳碼頭(ダージャーマートウ)を通過して大直橋を降りて、もと来た道を引き返します。これは観光イベントというよりも現地の人向けのイベントなので、元旦に台北のローカル文化が満喫できます。
年明けのウォーキングは、常に健康であるために「自分の足で」新年を迎えるというテーマがあります。コース全体の1日あたりの推奨歩数は10,000歩、登録料はNT$600で賞品が当たる抽選も行われるので、ぜひ参加してみてください。
花博公園は、MRT圓山駅の他、台北市立美術館に停車するバスでアクセスできます。
台北の清掃イベント
毎年、大晦日のイベントは大量のゴミが発生します。なので、イベントを楽しむときは必ずゴミの分別をするよう注意しましょう。また、ソーシャルディスタンスが保てないほどの人数が集まるので、マスク着用は必須ですが、こちらも正しく分別して捨てるようにしてください。また、環境への影響と交通渋滞を緩和するため、できるだけ台北の公共交通機関を利用しましょう。
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