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春の花を求めて 台北に咲く紫色の花 (TAIPEI Quarterly 2022 春季号 Vol.27)

アンカーポイント

発表日:2022-03-18

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TAIPEI #27 (2022 季号)


春の花を求めて 台北に咲く紫色の花

文: Catherine Shih
編集:下山敬之
写真: 北投区農会、台北市政府工務局水利工程処、台北市政府工務局大地工程処


かつてアメリカのジョンソン大統領夫人であるレディ‧バード‧ジョンソンは、「花が咲く場所には希望も咲く」という名言を残しました。台北には数多くの花が無数に咲き乱れますが、そうした美しい光景は人々に希望をもたらします。自然が豊かな盆地に位置する台北は、毎年春になるとピンク色の桜やツツジ、さらにはゴージャスな紫色の花が咲き、観光客や現地の人たちを楽しませてくれます。

1647570706937▲春の訪れを表すピンクと紫の色彩が台北にロマンチックな雰囲気をもたらします。

今回は、比較的珍しい紫色の花が咲く台北の景勝地を3か所厳選しました。早春の鮮やかなスミレやアジサイから、晩春に咲くムラサキクンシランやラベンダーなどが鑑賞できるので、ぜひこの時期限定の景色を堪能してみてください。

🌸古亭河浜公園
紫色の花の海
台北の花見スポットは郊外にあると思われる方も多いですが、実は、花を楽しむ秘密のスポットは台北の中心部にあり、通常は1月中旬から3月中旬までが見頃です。永福橋から比較的近い場所にある古亭河浜公園は32万本以上の花や植物がキレイに並びます。その面積はバスケットコート23.9面分にもなり、一見すると果てしなく続く花の海のようです。この公園では春だけでなく、各季節の花が植えられ、観光客や地元の人たちを楽しませます。特に春はスミレやラベンダーといった紫色の花が鑑賞できるのが特徴です。

2. 古亭河濱花海1 (水利處 曹正邦拍攝) (Copy)3. 古亭河濱花海3 (水利處 曹正邦拍攝) (Copy)▲古亭河浜公園に広がる紫色の花の海は、非常に見ごたえのある台北のお花見スポットです。

独特の香りで知られるスミレは、サイズが小さく、花びらはハート型をしています。また、花が紫色で葉の形が鳥の羽根のようなラベンダーと並ぶことで、他のお花見スポットとは異なる美しい景色を作り上げます。美しい自然だけでなく、ここには空間全体を作品にしたインスタレーション作品の「The Love Arch」と「SWEET-KISS」があります。

アクセスも非常に簡単ですし、祝日や週末も一般開放されていますので、お好きなタイミングで訪れてみてください。特にオススメの時期は花が満開になる月です。

🌸竹子湖
春のアジサイ祭り

陽明山国立公園の中心部に位置する竹子湖は標高670メートルの地点にあり、台北盆地を見下ろす七星山などの高地に囲まれています。ここは遥か昔に発生した火山爆発によって盆地が形成され、現在の湿地帯となりました。竹林に覆われたこの地域は、竹を意味する「竹子」に台湾語で泥だらけの地を意味する「湖」を加えて「竹子湖」と呼ばれています。

火山の噴火によって形成された酸性土壌と竹子湖の肌寒い気候は、花が育つ際に理想的な環境です。5月下旬を迎える頃には春先に咲いたオランダカイウが影を潜め、一帯がアジサイの美しい紫色に包まれ始めます。春の終わりには、アジサイが幾重にも重なり合う幻想的な光景を作り出します。

5. 6O0A8260 (Copy)4. IMG_7200 (Copy)▲色彩豊かなアジサイの花が竹子湖を幻想的な色へと染め上げます。(写真/北投区農会)

竹子湖には、7~8種類のアジサイが植えられており、白色や赤ピンク、ピンク、赤紫、水色、コバルトブルーなど様々な色の花をつけます。また、園内には色彩豊かなプルメリアも点在しており、アジサイと同じように絶えず色合いが変化することから、写真撮影にも最適です。

🌸内双渓自然中心
鮮やかなムラサキクンシラン

花々は気温の上昇とともに種という殻を脱ぎ捨て、青紫のヴェールを身にまとい、ロマンチックな花を咲かせます。台北最大の森林自然公園「内双渓自然中心」では、5月になると種類豊富な花々がその美しい姿を表します。中でも特に人気が高いのがムラサキクンシランとラベンダー。ムラサキクンシラン(紫君子蘭)は、鮮やかな青紫色の房に、長いものだと茎の長さが1.2メートルにもなる堂々とした姿の花です。この花が醸し出す不思議な雰囲気は、まさに「Love is in the air (恋の予感)」という言葉がピッタリ。ラベンダーは芳香剤でもおなじみですが、温かみのある香りをもたらしてくれます。紫色の可愛らしい花をつけるラベンダーのカーペットと、そこに広がる柔らかな空気をぜひ感じてみてください。

16475711863886. 03一朵朵袖珍的淡紫色筒狀小花 (Copy)▲愛情を意味する紫色の花が内双渓自然中心の中に咲き乱れます。(写真/台北市政府工務局大地工程処)

また、自然中心での見頃のピークは、ちょうど母の日とも重なるので、この特別な場所に親子で訪れて、日頃の感謝の気持ちを伝えるのもオススメです。他にも、種の持ち帰りや乾燥ラベンダーを使ったサシェ(香り袋)の手作り体験といったイベントやアクティビティも多く開催されているので家族連れはもちろん、お友達やカップルでも楽しめます。色鮮やかな花を鑑賞しつつ、心から羽根を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

 

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