発表日:2022-09-22
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TAIPEI #29 (2022 秋季号)
パン職人の夢
台北の美味しいパン屋3 選
文:Catherine Shih 編集:下山敬之 写真:Samil Kuo
▲台北にはチャバッタやビーガン向けのパンなどを提供するクオリティの高いパン屋がいくつもあります。
暑い夏も終わりを迎え、秋が近づく頃、小麦粉とクリームが入り混じった優しい香りが周囲に漂います。ふっくらとしたライ麦パン、薄くてサクサクしたバゲットが並ぶショーケースはパン職人の夢であり、お客さんにとっての憧れです。ここでは独自の製法にこだわり、台湾オリジナルの味を生み出している評判のパン屋を3 軒ピックアップしていきます。
SOUSAN曾全穀物酸種烘焙所
おすすめ商品:全粒粉サワードウ、ピクアルオリーブオイルパン
控え目な人柄が印象的な台湾東北部の宜蘭出身のスーザン・ツェン氏は、全粒粉サワードウという独特なパンを提供しています。ネットの口コミによると、「スーザンがお店に到着するよりも前に、店外にはいつも長蛇の列が出来上がっていました。その光景がとても印象的です」とあります。
当然ながら、パン作りで一番重要な材料は小麦粉です。スーザン氏は、台湾産の有機小麦をはじめ、輸入した有機小麦とライ麦、地元の農家がサスティナブルな農法で生産した新鮮な材料を使用しています。一般的に使用されるインスタントイーストに比べ、スーザン氏が採用している宜蘭産の野生酵母は手間がかかる上に、熟練した技術を必要とします。これは温度や湿度などの外的要因が、イーストの培養に影響を与えるためです。
▲台湾産の有機小麦を使用したサワードウブレッドは、独特な香りとふっくらした食感が特徴です。
しかし、それでも宜蘭産にこだわるのは、きれいな水を使用し、有機栽培をしているなどの魅力があるからです。また、焼き上がった生地も甘い味わいになるという利点があります。他にもピクアルという品種のオリーブオイルを使用したパンは香り高く、卵との相性も抜群です。人気商品の全粒粉サワードウは、まずプレーンで食べてシンプルかつ深みのある味わいを堪能しましょう。その後で、ジャムやチーズでアレンジすると様々な味が楽しめます。
台北にある彼女のお店では、パンだけでなく美味しいコーヒーや全粒粉を使用したデザートも提供中です。公式Facebookページでは、週末のイベント情報も掲載しているのでチェックしてみましょう。
▲台湾産の有機小麦を使用したサワードウブレッドは、独特な香りとふっくらした食感が特徴です。
SOUSAN曾全穀物酸種烘焙所
住所 中山区新生北路一段9号
営業時間 11:00~19:00( 日曜定休 )
サイト www.facebook.com/sousansister/
潘先生烘培坊
おすすめ商品:フレンチバゲット、チャバッタ、シナモンロール、クロワッサン(チョコ味、レーズン味)
潘先生烘培坊は、フランス人と台湾人の夫妻が経営するフランス式のパン屋さんです。お二人は自分たちのお店を開こうと、日々努力を積み重ねてきました。お店はMRT 信義安和駅からすぐの閑静なエリアにあり、オープンから日が浅いにも関わらず好評を博しています。
店内はそれほど広くありませんが、小さいパン屋さんならではの魅力があり、ショーケースに並ぶ焼き立てのパンは、通勤や通学で通りかかる人たちを魅了しています。
▲潘先生烘焙坊では、フランス出身のパン職人が作った本場のバゲットやチャバッタを提供しているので、ヨーロッパのような食事が楽しめます。
メインの商品は伝統的なフランスパンで、他にもクロワッサンやバゲット、ブリオッシュなども取り扱っています。いずれも直接フランスから輸入した小麦を使用しているので、品質も味もレベルが高いです。中でもオリジナルの味にこだわったバゲットは、地元のお客さんから一番おいしいと評価されています。
実際に店内に入ると、棚に並んだバゲット、伝統的なヨーロッパのパン、チャバッタのおいしい香りが漂ってきます。本場のバゲットはパリッとした表面に対して、中がふんわりと柔らかいことが特徴です。ヨーロッパの家庭では、チャバッタと野菜スープをセットで食べるのが一般的ですが、その際、チャバッタの食感を残すためにナイフで切らず、手でちぎって食べます。
▲チャバッタは手でちぎって食べるのが本場の作法であり、最も美味しく食べられる方法です。
潘先生烘培坊
住所 大安区安和路二段129 号
営業時間 11:00 ~ 19:00( 月曜定休 )
嬉皮麺包
おすすめ商品:シナモンロール、小豆とクリームのフランスパン、メキシカンスタイルパン(塩バター味)、 チーズバゲット
MRT松江南京駅近くにある嬉皮麺包は、ヴィーガンパンの専門店です。このお店では卵や蜂蜜、牛乳など動物性の材料を一切使用しておらず、完全にヴィーガンに対応したイーストを使用してパンを作っています。
曜日ごとに販売するパンの種類が異なり、パン以外にもオールドファッションやケーキ、植物由来の材料を使用したドリンクも取り扱っています。メニューの詳細は公式Facebookページをご確認ください。
▲嬉皮麺包のシナモンロールとメキシカンスタイルのパンは常連客に人気の商品です。
人気の商品は、シナモンパウダーとブラウンシュガーをふんだんに使用したシナモンロールです。シナモンロールの風味がしっかりしているので、飽きることはありません。さらに、シナモンパウダーの優しい味がオートミールコーヒーと見事にマッチします。
他にも小豆とクリームを使用したフランスパンも人気メニューの一つ。外見はバゲットに似ていて歯ごたえがありますが、口の中で小豆とクリームの香りが広がり、優しい甘みが口内を包み込みます。
有塩バターを使用したメキシカンスタイルのパンもおすすめです。バターの風味からディナーロールのような仕上がりになっています。変わり種に挑戦したい方は、ベーコンチーズバゲットに挑戦してみましょう。名前だけを見ると動物由来のパンを想像しますが、ベーコンはビヨンドミートという植物由来の人工肉を、チーズは生乳を使わないヴィーガンチーズを使用しています。
▲嬉皮麺包のシナモンロールとメキシカンスタイルのパンは常連客に人気の商品です。
嬉皮麺包
住所 中山区四平街7号
営業時間 11:30~19:30 (月曜ー土曜)
12:00~18:00 (日曜)
サイト www.facebook.com/HipPunBakery/
パン職人の夢
台北の美味しいパン屋3 選
文:Catherine Shih 編集:下山敬之 写真:Samil Kuo
暑い夏も終わりを迎え、秋が近づく頃、小麦粉とクリームが入り混じった優しい香りが周囲に漂います。ふっくらとしたライ麦パン、薄くてサクサクしたバゲットが並ぶショーケースはパン職人の夢であり、お客さんにとっての憧れです。ここでは独自の製法にこだわり、台湾オリジナルの味を生み出している評判のパン屋を3 軒ピックアップしていきます。
SOUSAN曾全穀物酸種烘焙所
おすすめ商品:全粒粉サワードウ、ピクアルオリーブオイルパン
控え目な人柄が印象的な台湾東北部の宜蘭出身のスーザン・ツェン氏は、全粒粉サワードウという独特なパンを提供しています。ネットの口コミによると、「スーザンがお店に到着するよりも前に、店外にはいつも長蛇の列が出来上がっていました。その光景がとても印象的です」とあります。
当然ながら、パン作りで一番重要な材料は小麦粉です。スーザン氏は、台湾産の有機小麦をはじめ、輸入した有機小麦とライ麦、地元の農家がサスティナブルな農法で生産した新鮮な材料を使用しています。一般的に使用されるインスタントイーストに比べ、スーザン氏が採用している宜蘭産の野生酵母は手間がかかる上に、熟練した技術を必要とします。これは温度や湿度などの外的要因が、イーストの培養に影響を与えるためです。
しかし、それでも宜蘭産にこだわるのは、きれいな水を使用し、有機栽培をしているなどの魅力があるからです。また、焼き上がった生地も甘い味わいになるという利点があります。他にもピクアルという品種のオリーブオイルを使用したパンは香り高く、卵との相性も抜群です。人気商品の全粒粉サワードウは、まずプレーンで食べてシンプルかつ深みのある味わいを堪能しましょう。その後で、ジャムやチーズでアレンジすると様々な味が楽しめます。
台北にある彼女のお店では、パンだけでなく美味しいコーヒーや全粒粉を使用したデザートも提供中です。公式Facebookページでは、週末のイベント情報も掲載しているのでチェックしてみましょう。
SOUSAN曾全穀物酸種烘焙所
住所 中山区新生北路一段9号
営業時間 11:00~19:00( 日曜定休 )
サイト www.facebook.com/sousansister/
潘先生烘培坊
おすすめ商品:フレンチバゲット、チャバッタ、シナモンロール、クロワッサン(チョコ味、レーズン味)
潘先生烘培坊は、フランス人と台湾人の夫妻が経営するフランス式のパン屋さんです。お二人は自分たちのお店を開こうと、日々努力を積み重ねてきました。お店はMRT 信義安和駅からすぐの閑静なエリアにあり、オープンから日が浅いにも関わらず好評を博しています。
店内はそれほど広くありませんが、小さいパン屋さんならではの魅力があり、ショーケースに並ぶ焼き立てのパンは、通勤や通学で通りかかる人たちを魅了しています。
メインの商品は伝統的なフランスパンで、他にもクロワッサンやバゲット、ブリオッシュなども取り扱っています。いずれも直接フランスから輸入した小麦を使用しているので、品質も味もレベルが高いです。中でもオリジナルの味にこだわったバゲットは、地元のお客さんから一番おいしいと評価されています。
実際に店内に入ると、棚に並んだバゲット、伝統的なヨーロッパのパン、チャバッタのおいしい香りが漂ってきます。本場のバゲットはパリッとした表面に対して、中がふんわりと柔らかいことが特徴です。ヨーロッパの家庭では、チャバッタと野菜スープをセットで食べるのが一般的ですが、その際、チャバッタの食感を残すためにナイフで切らず、手でちぎって食べます。
潘先生烘培坊
住所 大安区安和路二段129 号
営業時間 11:00 ~ 19:00( 月曜定休 )
嬉皮麺包
おすすめ商品:シナモンロール、小豆とクリームのフランスパン、メキシカンスタイルパン(塩バター味)、 チーズバゲット
MRT松江南京駅近くにある嬉皮麺包は、ヴィーガンパンの専門店です。このお店では卵や蜂蜜、牛乳など動物性の材料を一切使用しておらず、完全にヴィーガンに対応したイーストを使用してパンを作っています。
曜日ごとに販売するパンの種類が異なり、パン以外にもオールドファッションやケーキ、植物由来の材料を使用したドリンクも取り扱っています。メニューの詳細は公式Facebookページをご確認ください。
人気の商品は、シナモンパウダーとブラウンシュガーをふんだんに使用したシナモンロールです。シナモンロールの風味がしっかりしているので、飽きることはありません。さらに、シナモンパウダーの優しい味がオートミールコーヒーと見事にマッチします。
他にも小豆とクリームを使用したフランスパンも人気メニューの一つ。外見はバゲットに似ていて歯ごたえがありますが、口の中で小豆とクリームの香りが広がり、優しい甘みが口内を包み込みます。
有塩バターを使用したメキシカンスタイルのパンもおすすめです。バターの風味からディナーロールのような仕上がりになっています。変わり種に挑戦したい方は、ベーコンチーズバゲットに挑戦してみましょう。名前だけを見ると動物由来のパンを想像しますが、ベーコンはビヨンドミートという植物由来の人工肉を、チーズは生乳を使わないヴィーガンチーズを使用しています。
嬉皮麺包
住所 中山区四平街7号
営業時間 11:30~19:30 (月曜ー土曜)
12:00~18:00 (日曜)
サイト www.facebook.com/HipPunBakery/
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