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台北北門郵便局

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発表日:2016-11-24

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台北郵便局
台北郵便局の前身は、清国時代の台湾巡撫であった劉銘伝氏が創設した郵政総局です。古い城門の北門そばにあるため、「北門郵便局」と呼ばれています。ここは日本統治時代に台湾で初めて建てられた郵便局でもあり、百年近い歴史をもつ老建築として市定古跡に指定されています。季節の移り変わりや時代の変遷を見つめてきた北門郵便局は、今でも膨大な郵政業務を担っており、夜間郵便局は多くの人々に利用されています。
 
台北北門郵便局は1898年に建てられました。最初は日本式の木造二階建ての建物でしたが、後に大火事で焼け落ちてしまいました。現在も残っている北門郵便局は、1930年に改築された鉄筋コンクリートのビルです。
 
建築スタイルは当時流行していた折衷主義を取り入れています。バランスを重んじ、純粋な形式美を追求しています。正面からは四組の双円型門柱とファサード装飾が見られるほか、外壁には北投の窯で焼かれた浅いコーヒー色のタイルが使われています。中に入ると、二階建ての高さのホールに純白の天井と柱があり、落ち着いた雰囲気に包まれています。この中にいる人たちの動作も優雅に見えます。
 
北門郵便局の二階は、郵政博物館の台北北門分館となっています。ここには黄緑色で円柱状の清国時代のポストのレプリカや、かつて郵便配達で使われた自転車、各種郵政マスコット、郵便車両の模型などが展示されています。また、不定期に各国の郵便切手の特別展も開催され、非常に興味深いものとなっています。
 
北門郵便局は台北駅を中心とした繁華街に位置し、周囲にはレストランやホテル、デパートなどが林立しています。遊ぶのに便利な場所でもあります。
 

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