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二二八平和公園

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発表日:2021-03-30

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二二八和平公園
都心で歴史の散歩を楽しみたい人には、二二八平和公園がおすすめです。二二八平和公園は、日本植民地時代の1899年に「台北公園」として開設されました。戦後は新公園と呼ばれ市民に親しまれ、1995年に二二八事件を記念する意味を込めて、二二八平和公園に改称されました。園内には数多くの樹木が生い茂り、日本庭園や露天の音楽ホール、中国風のあずまやなどが配されています。公園では、木々の間をリスが走り回り、庭園や池のほとりには季節の花が咲くなど、都心のオアシスのような機能を担っています。園内にある国立台湾博物館は、台湾で最も歴史のある博物館です。元々は1908年に「児玉総督後藤民政長官記念館」として建築され、新古典主義建築の建物は1915年に完成しました。列柱とドームから成るギリシャ風の建物内部には、大理石がふんだんに使われ、児玉家の家紋の軍配団扇と後藤家の家紋の藤を組み合わせた図案が天井のステンドグラスに配されています。博物館の内部では、台湾の自然史や原住民に関する貴重なコレクションが展示されているほか、博物館の周辺では、台湾最古の機関車である騰雲号と台鉄九号などが展示されています。公園の中ほどまで行くと、1995年に建立されたモニュメントがあります。近づいていくにつれ、サラサラと水の音が聞こえてきますが、これはこのモニュメントの中央に向けて水が流れ込むような設計になっているからです。二二八事件をきっかけに、平和のメモリアルのために建てられたこのモニュメントもぜひご覧ください。公園で休憩を取りながら、台湾の歴史に思いを馳せるのもいいかもしれません。

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