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婦連総会・総統府・司法ビル・台湾総督府交通逓信部・ 台湾総督府電話交換局・台湾電力社長宿舎

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発表日:2021-03-30

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総統府
政治権力の中枢・総統府の周辺には、今も数多くの日本植民地時代の重要な建築物が残っています。このうち総統府は、かつて台湾総督府として使われていた建物で、およそ百年前の1919年に落成しました。中央に塔が配され、ルネッサンス・ゴシック・バロックのさまざまな様式が採り入れられたこの建物を上空から見ると、日本の「日」の字に見えるよう設計されています。竣工から今に至るまで、台湾における権力の中枢として一世紀にわたり台湾の歴史を見つめてきました。総統府に向かって左隣にある司法ビルは、日本統治時代は台湾総督府の高等裁判所として使われていました。ルネッサンス様式の建物の外壁には淡い緑色のタイルが使われ、1934年に竣工しました。中華民国の歴史的資料を管理・保存する国史館の建物は、およそ百年前の1924年に完成し、当時は台湾総督府交通逓信部の庁舎として使われていました。設計者の森山松之助は、1923年の関東大震災の発生を受け、特に耐震と防火の機能面を重視しました。一階ホールの天井には、バナナやブドウ、パイナップルなど、台湾特産のフルーツのレリーフがデザインされており、南国情緒満点です。総統府の周辺には、中華民国婦女連合会の本部が置かれていた偕行社の建物、台湾省政府主席官邸として使われていた台湾電力社長宿舎、昔は台湾総督府電話交換局のチョンファ・テレコムなど、日本統治時代の風格を留めた特色ある建築物がいくつも残っています。

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