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宝蔵巖

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発表日:2021-03-30

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宝蔵巌
今日はニューアートのメッカ・宝蔵巖を訪れてみましょう。宝蔵巖は、国立台湾大学の西南側を流れる川、新店渓の小高い丘を中心に広がるかつての違法建築群を中心にした集落です。宝藏巖はお寺の名称で、清朝時代に台湾にやってきた移民たちが開墾してこの地にお寺を建立し、日本植民地時代には、ここに軍用施設や弾薬庫などが設置されたことから、集落の地下からトーチカの跡が発見されたこともありました。寶藏巖寺の前には石碑が建てられ当時の面影を残しています。戦後、市街地のはずれだったこの一帯に退役軍人らが暮らすようになり、斜面に沿って路地や建物を増築し、修繕を繰り返すうちに、今日のような様々な形の家屋が複雑に入り交じり、密集した景観が生まれました。宝蔵巖一帯は一時期、公園建設予定地とされ存続が危ぶまれたこともありましたが、2004年に歴史的建築物として登録され、集落の保存が決定し、2010年に住民と芸術家たちが共生する国際芸術村として開放されました。数多くの芸術家が芸術村のオープンスペースで作品を展示しているほか、芸術家同士の交流の場としても機能するようになっています。エリア内にはアトリエ以外にも、手作り雑貨のショップやカフェも点在しています。最近では、地元の参観者のほかに、日本や欧米など各国の芸術家も訪れるようになり、国際的な芸術交流の場としても親しまれています。レンガやコンクリート壁が立ち並ぶ迷路のような路地を進みながら、アートスポットに生まれ変わったこのエリアを探索してみませんか。

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